★★ 真空管アンプ用インターステージトランス「タムラ A-342」2個セット（未使用・超美品） ★★

商 品 説 明 真空管アンプ用インターステージドライバートランス（ラインアウトプットトランス）「タムラ A-342」2個セット（未使用・超美品）を出品します。

真空管アンプ自作が盛んだった頃、トランスといえばタムラ、ラックス、山水が御三家で、次いでタンゴ、SEL、レックスなど・・・高級品から普及品まで多くのトランスメーカーがあり、部品調達で困ることはありませんでした。

タムラ製作所は、1924年に田村ラヂオ商会として創業、近年ではアモルファスコアの超高性能トランスが有名で、外観の端正な佇まいもあり魅力的でした。ただ、高級トランスとしての価格設定であり、アマチュアには些かハードルが高かった印象があります。直熱管トランス結合で有名な佐久間駿氏のアンプは、オールタムラトランスで構成されており、タムラトランスなしで佐久間アンプを語ることは出来ませんでした。トランスメーカーが次々と廃業する中、タムラトランスは現在も現役で製造販売していますが、高性能に相応しく価格も一級です。

ラックスは、1925年に錦水堂の社名で創業し、同社製のアンプに搭載される他、トランス単体でも販売されていました。独特の巻線構造や高級コア材料による高性能と、ひと目でラックスと判る特徴的な外観も人気がありましたが、やはり高額で気軽に使えるトランスではありませんでした。

山水は、1944年に山水電気製作所として発足、当初はアンプ用パーツの製造が中心で、コストパフォーマンスのいいトランスは当時の自作派の間で人気でした。1954年には、同社初の自社製セパレートアンプを登場させ、以来、アンプメーカーとして一世を風靡しました。

本器は、大型真空管845シングルトランスドライブアンプを作製する予定で以前に新品で購入していたものですが、部品が揃わなくて計画変更になりました。友人から譲ってほしいとの話もありましたが、今後このような優秀なトランスは手に入らないと考え手元に置いてありました。タムラのインターステージトランス（A-342）は、現在は製造終了しており新品での入手は困難です。高価格のビンテージトランスになってしまった貴重品を、このまま使わずにしまっておくのは宝の持ち腐れです、どなたか有効利用していただきたく、オークションに出品することにしました。トランスとしての性能は説明するまでもありませんが、ビンテージスタイルの独特な外観は、古典球アンプの雰囲気作りにも貢献出来ると思います。

出品に際して、トランス単体なので動作確認は出来ませんが、外観チェックとテスターによる巻線の導通のみ確認しました。未使用品ですので、目立ったキズやヨゴレ、塗装のはがれ、ケースのへこみなどはなく、巻線表示の筐体印字は鮮明、端子部は一度もハンダ付けはしておらず、端子のグラつきや破損、サビなどもみられず、全体的に超美品だと思います。しかし、古い製品であることをご理解いただき、到着時に断線していたなど以外はクレームなし返品なしでお願いします。写真撮影、外観チェック、導通試験のため一度開封しましたが、元箱の開梱時は写真6のようにビニール包装未開封の
出品するのは、インターステージトランスA-342本体（2個セット）、付属取り付けビス（2個分）、説明書および元箱です。

【主な規格】
● メーカー：タムラ製作所
● 真空管アンプ用インターステージトランス
● 型番： A-342
● 1次インピーダンス：5K
Ω ● 2次インピーダンス：5KΩCT、1.25KΩSplit
● 周波数範囲：50〜15K 偏差±1.0dB
● 1次側最大電流；30ｍA
● サイズ： 76(W) x 43(D) x 71(H) mm
● 取り付けネジ穴： 65(W) x 32(D) mm
● 重量： 約670g（実測）


規格についての正確なデータは、インターネット等でご確認ください。


発 送 方 法 エアークッションで保護してダンボール箱にて厳重梱包、ヤマト宅急便の着払いで発送します（商品到着時、配達員に送料を