★桜井陽司 コンテ「裸婦」★

商品詳細

■作家・作品詳細


桜井陽司（さくらい・ようし）
 1915年～
 洋画家。
 孤高の画家。

 厳しい戦火を潜り抜けたせいか精神病という診断を受け、不当な
 治療を受けるなど多くの苦難を経験。
 そのため、作品には自らの精神世界を反映したものが多く、強い
 精神性を感じる。

 桜井陽司は孤高の画家と呼ばれていますが、芸術家や画家と呼ばれる
 事を嫌っており、生涯その作風を変える事なく描き続けた。
 一見、無造作に見える荒々しいタッチには線1本1本に魂が込められている。


略歴
 1915年 新潟県刈羽郡（現柏崎市）生まれ。
 1928年 上京。都交通局（当時電気局）に就職。油絵を始める。
 1945年 板橋の大山にて戦災。絵焼失。
 1946年 職場美術協議会結成。第一回展より出品。
 1947年 日本アンデバンダン展第一回展より出品。
     職場美術協議会議長。
 1949年 マッカーサー指令により都交通局技師としてレッドパージ
     される。
     文京区水道橋にパラック・アトリエを造り、職美協事務局
     とする。
 1950年 宇都宮の粕田金一郎氏（当時高校生）より援助を受け、
     以降40年に及ぶ。（梅沢秀司氏の紹介）
 1952年 麻生三郎、吉岡憲の推薦により「桜井陽司素描頒布会」をひらく。
 1953年 三越にて平和美術展準備会に出席。
     第一回展より出品する。
 1955年 発病。松沢病院に入院。56年以降30年間通院。
 1957年 名古屋サカエ画廊にて個展。以後8回程続ける。
 1959年 東京の大倉画廊にて個展。
 1961年 粕田金一郎氏による歌詩「やまなみ」主催、
     桜井陽司作品展宇都宮第一回展を開催。
 1964年 愛知県美術館にて駒井哲郎氏と二人展、サカニ画廊主催。
 1965年 木村定三氏の紹介にて柏三屋主催展を行い、以後10回。
 1974年 柏三屋加藤重信の遺志により画集発行。
 1975年 柏三屋主催で東京サエグサ画廊で個展。
 1977年 粕田金一郎主催宇都宮展を上野百貨店にて以後毎年10年行う。
 1982年 美術ジャーナル主催個展
 1985年 紙舗「直」にて個展。アート・ロベ丸山勝弘と知り合う。
 1986年 名古屋「審美」にて個展。
     アート・ロベ丸山氏主催デッサン展。
     グループ「リョの会」結成。
     アート・ロベ主催第一回個展を行う。
 1987年 アート・ロベ主催第二回個展。以後92年と続く。
 1992年 名古屋「審美」にて第二回個展。
 1993年 アート・ロベ主催画集出版記念展。
 2000年 12月24日逝去。

 2002年 アート・ロベ主催遺作展。
 2003年 ギャルリさわらび主催デッサン展（開廊記念）。
     ギャルリさわらび主催「秘展 其の壱」－ランプ－。
 2005年 アート・ロベ主催回顧展。
 2009年 アート・ロベ主催デッサン展。
     ギャルリさわらび主催回顧展。
     ギャルリさわらび主催「秘展 其の弐」－生と死－。
 2011年 ギャルリさわらび主催遺作展。
     ギャルリさわらび主催「没後１０年」展。
 2012年 ギャルリさわらび主催回顧展。
     櫻井研氏により「櫻井陽司會」設立。
 2013年 東京芸術劇場「心のアート展」特別展示、安彦講平氏推薦、
     ギャルリさわらび協力。
     ギャルリさわらび主催「櫻井陽司會記念」回顧展。
     ギャルリさわらび主催デッサン展（開廊１０周年記念）。



★作品タイトル「裸婦」

 桜井陽司の評価は生前より高く、業者間でもその実力が
 認められています。
 大家にも劣らない実力を持った画家でしたが、名が世に出ず
 失意のうちに亡くなりました。

 生前は、真摯な姿勢で絵と向き合い、たとえ売れなくても描く事に
 喜び、天真爛漫な性格から誰からも好かれ素晴らしい作品を
 残しました。
 絵からほとばしるエネルギーを受け、飾って楽しむには十分過ぎる
 くらいの作品です。

 戦火に遭い今までに描いた作品を消失しているため、肉筆の作品は
 高値で取引されています。

 人生を絵に投じた絵描きの無心の境地が生み出した至玉の作品。


☆本作品は真作を保証致します。
 万が一、真作でない場合は返品、返金を申し受け致します。
 その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。
 存命作家の場合は作家本人より、
 物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。


■サイズ・コンディション、その他


 サイズ

  作品 31cm×15cm
  額縁 43cm×27cm


 コンディション

  作品は良好な状態です。
  額縁は小傷スレ有ります。古い額です。


 その他

  作品面に作家直筆サイン有り
  差し箱有り、但しコンディション不良です。
  

  見出し掲載欄の「商品の状態」は、作品の評価としますので、  額縁の状態は別途コンディションにて参照下さい。
  基本的に額縁は無価値とお考え願います。
  尚、額縁や作品の主観による評価の双方の差異はご容赦願います。


☆☆真作と模写の表記☆☆

【真作】
 真作保証できる作品を真作と表記致します。
 作者自身、又は著作権者等で作成した
 リトグラフ、木版画などの版画作品も対象です。
【模写】
 真贋の判断ができない場合、又は作者不詳の作品は 
 模写と表記致します。


 上記何れにも該当しない場合、真作と模写の表記は致しません。
 (複製画、オフセット、ポスターなど)


 尚、万が一、真作でない場合は返品、返金を申し受け致します。
 その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。
 存命作家の場合は作家本人より、
 物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。


☆☆額装取付け(シートのみの出品分など)、取替え(現状額縁の交換)☆☆

 全ての出品作品に於いてご相談致します。
 お気軽にお尋ね下さい。



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